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“見に来ただけ”が
気付けばグラハン体験に~翼で感じる空と風~

5月の青空が気持ちいいある日、四日市市にお住いの方から「三重パラモーター倶楽部の活動を見学したいのですが...」と、お問い合わせいただき、須ヶ瀬のエリアをご訪問いただきました。
メンバーが集まるまで、少し早めに到着された見学者さんと、しばし雑談タイム。
「実はパラモーターって、うまく条件が揃えば高度5000mくらいまで飛べるんですよ」とお話ししたところ、「えっ、そんなに高く!?」と、目を丸くされていました。

①しばらくしてメンバーが続々とエリア入りするも、この日はやや強風。
フライトは一旦、様子を見ることに。
でも、せっかく来ていただいたのだから…と、会長が用意した特別仕様の練習用キャノピーで、グラハン(グランドハンドリング)体験いただくことに。

②見学者さんは初体験という事で、通常のキャノピーより小型で軽量なミニパラグライダーを使います。
風の強い日でも扱いやすく、初めての方でも安心して扱える優れものです。
まずは立ち上げ前に、風とキャノピーの関係など、上級者から簡単な説明を受けます。

③操縦方法は、実際にフライトで使うキャノピーとまったく同じ。
両手に持ったブレークハンドルを引いて、傾きのバランスを取りながら、キャノピーの動きを身体で感じます。
風が強い時は、キャノピーと向かい合い立ち上げる「クロスライズアップ」という方法で練習。
キャノピーを少し引くと、ふわっと舞い上がり、体が少し軽くなった感覚が体感できます。

④風が穏やかになってきたので、次はキャノピーを背にして立ち上げる「フロントライズアップ」にチャレンジ。
風を正面にとらえて軽く走ると、キャノピーが自分の頭上にスッと立ち上がります。
この空に引っ張り上げられる感覚がまた、グラハンの楽しさを感じられる瞬間なんですよ。

⑤ただし、体の向きが先ほどの「クロス」とは180度 逆向きになるので、ブレークハンドルの操作も左右反転!
「え、どっち?あれ?」とちょっと混乱しながら、逆を引っ張ってしまいキャノピーはそのまま地面にペタン。
失敗しても笑顔になれるのが、グラハンのいいところですね。

⑥最後は風に向かって元気よく走って、突然始まったグラハン体験は無事に終了!
メンバーたちも声をかけ合いながら、明るい雰囲気に包まれたひとときでした。

そしてなんと…「もっと空を飛びたくなりました!」と、そのままご入会いただきました✨
初めはクラブ所有のレンタル機材で地上練習してもOK。
少しずつ装備を揃えながら、一歩一歩、夢の空への準備が始まります。

【 エリアに遊びに来ませんか? 】

もしこの記事を見て興味を持たれたら、いつでも気軽に遊びに来て下さいね!
今回はたまたまメンバーのタイミングや風の条件がバッチリ合い、グラハン体験まで楽しんでいただけました。
ただ、見学ついでに毎回体験いただけるとは限らないので、その点だけご理解ください🙏

お越しの際は、地面が土で汚れやすいので、汚れてもOKな靴や服装でお越しくださいませ。
クラブでは、お昼ごはんや飲み物などのご用意はしておりませんので、必要であればご持参をお願いします。